ということでこれまでのCinQo Quarqの装備と重量を比較してみる。
■クランク本体
まずはクランク本体(チェーンリングおよび右クランク&パワーメーター)。
Dura-Ace FC-9000&パイオニアSGY-PM910Hは484グラム。
ROTOR 3D&CinQo Saturnは560グラム。
さすがはシマノの最新フラッグシップモデル。クランクの重量差は、ペダリングモニターの差というよりはむしろROTOR 3DとDura-ACE FC-9000の差によるところが大きいかった。
ちなみに公式ページによるとペダリングモニターのみの重量は66グラムとのこと。
■左クランク
Dura-Ace FC-9000は192グラム。
ROTOR 3Dは183グラム。
左クランク単体ではDura-Ace FC-9000の方が軽いが、パイオニアのペダリングモニターは左クランクにも歪みゲージがついているためその分重くなっている。
左クランクのキャップはシマノが2グラムに対し、
ROTOR 3Dは5グラム。
ただシマノはプラスチックなので、ROTOR 3Dの方が安心感はある。それにシマノのキャップは特殊工具が必要なためメンテ性はROTOR 3Dの方が上か。というかこのキャップが原因でインストールにてこずったことについてはまた後日のエントリにて。
■クランク重量比較まとめ
ということで、クランク全体では、Dura-Ace FC-9000&SGY-PM910Hが687グラム、ROTOR 3D&CinQo Saturnが748グラム。
61グラムの軽量化となっている。
■サイクロコンピューター
お次はサイコン。
SGX-CA500は75グラム。
Garmin Edge 800は98グラム。
Garmin Edge 800は画面も大きく、カラーでナビ機能までついているので、同じモノクロのGarmin Edge 500とも比べてみると、Garmin Edge 500は58グラム。。
ちなみに台座も比較。
ステムの前に装着できるものとして、Garmin用のBar Flyとパイオニア純正のSGX-CA500用のマウントを比べてみた。
Bar Flyは18g。
パイオニア純正マウントは25g。
パイオニアの方にはロック機能もついているので十分許容範囲内だと思う。
まあハッキリいってクランクは軽くなっても他のパーツで重くなっているところがあるので軽量化としては誤差の範囲であろう。
最近のパワーメーターは軽いものが多くていいですね。
返信削除自分はパワータップを買った時、重量の軽さに驚きました。
ところで、初めてのTTでとったパワーログとGolden Cheetahなるソフトで1時間のFTPとほぼ同じ数字になるらしいCritical Powerを出してみましたが、ローラーで20分TTの平均パワーの95%を取った時よりもだいぶ高い数字が出てます。こんなに高くて大丈夫かってぐらい。
初心者ロードレーサーさんはFTPの計算どうやってますか?
私の経験でも、実走でローラー台よりも高くでたことがあります。キャリブレーションによる違いもあるでしょうし、そもそも実走の、しかもレース本番ではいわゆる本番モードに入ってるのでアドレナリンが出ていて通常よりも高い出力が出せたりします。私の場合は、普通にログをTrainingPeaksのWKO+に取り込むと勝手に計算してくれます。こちらのエントリでも触れてますのでご参考ください。が、そもそもFTPは私にとっては意味があるものではないので使ってません。。。
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