私がライド中に店で補給をしないわけ

とらさんからいただいた「ライド中に店で補給をするのか」という質問をもとに掘り下げてみる。

結論から言うと、基本的にライド途中で店に立ち寄って補給をすることはない。

3時間以上のチームメンバーとのライドではベーリカーに寄ることもあるが、ソロライドの場合で店に寄ることはほぼない。

というのも、ライドはほとんどが1時間~2時間程度で、長時間のライドをすること自体が稀だからである。


その背景をわかりやすく説明してくれているのがこちらの記事。

強度指向、インターバルのタイプ、ロードレースの特徴

世界チャンピオン、ホセ・ヘルミダのトレーニング理論


どちらもポイントは、「実際の目標とするレースのプロファイルに沿ってトレーニングプログラムを組む」である。

栗村修氏の書籍でもトレーニングの強度&時間はレースに合わせるといったことが書かれている。




自分の場合、ほぼ全てのタイムトライアルやヒルクライムレースは長くても1時間ちょっと。数時間走るようなレースに出ることはまずないので、ウォームアップとクールダウンの時間を入れたとしても、途中で自転車を降りて店で補給をしなければならないほどの長時間になることはない。

逆に、例えばエンデューロやブルベを目標とする人は、長丁場に体を慣らせておかないといけないので、途中で自転車を降りて補給をする機会を持つことは必要であろうし、ブルベで走りながら補給をすることを考えているのであれば、普段のトレーニングでも走りながら(パワーバーなりをかじって)補給していった方がよいであろう。

つまり、端的にいえば、目的から手段を設定した結果、自転車を降りて補給をする必要がなくなったのである。

ただ、もちろんレースのためだけに自転車に乗るに非ずなので、グループライドで店に立ち寄ることもあれば、グランフォンドのエイドステーションで椅子に腰掛けながらアイスを食べることだってある。



グルメライドであれば美味しいもののために走るのでむしろ店に立ち寄るのが目的になることもある。

一般論としては、これが正解というものはないので、ライド目的次第で柔軟に考えればいいと思う。

まあ駐輪時の盗難防止策についてはこれまた別の話しになるのではあるが・・・。


ちなみに個人的には、長時間の場合でも自転車を降りてゆっくりすることは避けたい傾向にある。

というのも、一度ゆっくり腰を落ち着かせてしまうと緊張の糸が途切れてしまうから。休憩後に走り始めると脚が重かったり、特に冬はせっかく慣れていた寒さに体を順応し直すことになる。

そして休憩中も、まだライドがあるので本当に気分をリラックスさせて休むことができない。

なので、ライドが終わったあと、解放された気分でその後を気にすることなく、暖かいものをがっつりいった方がよっぽど満足できると思うわけである。


2 件のコメント :

  1. 目的に合わせてで考えると自分の場合はグルメライドに出る場合はまず減量の為なので、ウィンターバイクでいいかもですねえ。
    オルベアで走りたい気持ちはありますが、減量の方が優先順位は高いので我慢します( ・ั﹏・ั)
    記事を書いくれてありがとうございます。

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    1. 減量の場合でしたら軽い負荷の長時間の方が脂肪燃焼効果は高いのでゆっくりポタリング感覚でも良いのではないでしょうか。減量の成功をお祈りしてます。

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